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みなさんは、翻訳というお仕事をご存知でしょうか? 誰もが、翻訳と言う言葉を聞くと、英語を日本語に直すこと、と思うでしょう。 まあ、一般に知られているように、異なる言語の間で、意味を翻案すると言う作業です。
文章を、他の言語に書き直すとき、翻訳と呼ばれます。 また、同じような作業ですが、口頭で違う言語を他の言語に直して、話すことを通訳と呼ばれていますよね。 このように、通訳のほうがあたし達には馴染みが深いかもしれません。 各種の場面で活躍するのが通訳ですからね。
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さて、翻訳といえば、身近なところで、ここでややはずれますが、ここで少し話が外れますが英語の字幕でないでしょうか。 あれは翻訳家がその国の言語を日本語に直す作業をし、字幕になります。
元の文を原文と呼びまして、それを翻訳し作った文を訳文、または翻訳文と呼びます。 同じように元の語を原語と呼んでいて、また、翻訳で作られた文を訳語、または、翻訳語と呼んでいます。 また、訳すだけでなく、意味を訳すと言う作業もあり、このような翻訳によって生まれた文学作品は、翻訳文学と呼んでいます。 翻訳は通常、ある言語から、異なったある言語へ訳すのですが、その通りに訳しても意味が通じない場合があります。 ですから、その場合、文章中の単語を訳すと言うシンプル作業ではなく、意味だけを同じようにする作業があります。 これは、意訳と呼ばれる作業です。 単語の意味、ひとつひとつにとらわれることなく、前後から見て、全体の意味を通すということですね。 この作業はとても大事ですし、センスも必要ではないでしょうか。
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